【裏千家にて千利休の思想と日本文化のおもてなしに触れて】

2025年05月31日

茶道裏千家の連家・伊住家の茶人・伊住禮次朗さんにご案内いただき、裏千家の茶室を訪ねました。

掛け軸「人間好時節」の言葉や、茶室に置かれた茶道具の一つひとつに、
「足りない中にこそ、心を尽くす」わび茶の精神を感じました。

千利休が大成させた「わび茶」の美意識。
そして「稽古照今」という教え。
いにしえの学びを深く汲み取り、今に照らして活かしていく。

オリジナルを見いだすためにはオリジン(起源)を辿る。

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茶道に限らず、日々の生き方、私の政治姿勢、まちづくりのあり方にも応用しえる本質を教えていただきました。

世界に誇れる茶の湯文化は、島根にもありますが、茶の湯文化が育むおもてなしの心、そしてわび茶を
残した千利休が問いかける豊かさや美しさを感じれる余白と心を持ち続けたいですし、多くの人と享受
できる文化の残し方について考えさせられました。

伊住さんの静かで誠実な語り口に、
茶の湯の世界の深さと、今に通じる普遍の美しさを改めて知りました。
日々の暮らしの中で、小さなことにも心を込めていきたいです。

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