【政策勉強会】認定NPO法人ヒカリカナタ基金の理事長 竹内昌...
2023年12月14日
認定NPO法人ヒカリカナタ基金の理事長 竹内昌彦さん
幼少期に全盲となられた竹内さんの『見えないから見えたこと』というテーマでのご講演を拝聴し、
とても感動し、胸を揺さぶられ、講演後に握手をした瞬間に、涙があふれて止まりませんでした。
竹内さんは、1945年お父様の赴任先中国天津で生まれ、引き揚げ船で肺炎を患い瀕死の状態で帰国。
この時の高熱が原因でほとんどの視力を失い、数年後の網膜剥離によって完全に失明。
現在まで、いじめや障害者差別など数々の困難に立ち向かい、
ひとつひとつ乗り越えるなど波瀾の人生を送られる。
大学卒業後、盲学校の教員となり結婚され、長男の誕生。
も、数ヵ月後、医師からあまりにも残酷な告知を受け、重度の脳性小児麻痺におかされ、
そして7年後に亡くなられるというあまりにも悲しい別れ。
その中で感じた『命の大切さ』『生きる意味』や全盲の自分を支え見守ってくれた家族、恩師、
友人達への思いをお話ししてくださいました。
そして、教員人生を終えてからは、2011年にはモンゴルに、2015年にはキルギスに盲学校を設立。
2016年には、盲学校に入学希望で集まって来る子どもたちの中に、手術をすれば見えるようになる子が
たくさんいることに気付き、手術費用を集めるために「ヒカリカナタ基金」を設立。
1人でも多くの方に聞いてほしいお話しでした。
出雲で講演会とか企画したい。
竹内さん、本当にありがとうございました。