共助で守られてきた地域の暮らしのこれから
2022年12月24日
今日は、出雲の中山間地域を歩いています。
(うさんくさいポーズはご愛嬌!笑)
一昨日の夜から、降り続いた雪で、中山間地域はとくに雪に覆われています。
出雲には中山間地域がたくさんあります。
足を運んで話を聞いて、はじめて見える景色や課題があります。
その中で、最近感じていることは、地域の世話役であり、おせっかいをし続けた方々の高齢化です。
現在の60-70代を中心に地域はまとまりをみせています。
この世代の方々のおせっかいによって、維持され守られてきた地域のつながりや関係性があり、社会インフラがたくさんあるということを感じます。
その引き継ぎがうまくいくところももちろんありますが、後継者不足に悩む地域の声を聞きます。
たとえばある集落では、10人でやっていたことが次の世代には2人しかいないと。
その2人も働き盛り、子育て世代であり、地域のお世話をする余力がそこまではない。
こういう地域はきっと多いのではないでしょうか。
いままで、共助のコミュニティの中で維持され、守られてきたことものが、この10-20年で大きく変わっていく予感がしています。
山間部にある綺麗な棚田も、そこで実る豊かな食材も、地域で何かあったら助け合うことができる繋がりも、共助の地域コミュニティで守られてきたものです。
しっかりと想いを聞きながら、僕ら世代はこの課題にどう向き合うのか。
多くのみなさんとこの課題について、考えていきたいです。
※2枚目は雪でスタックした軽自動車をプッシュするの図です!笑