まちのほけんしつonwa@出雲へ

2023年02月24日

一昨日、今月出雲の八島町にオープンした『@fam_lifepalette 』へ。

ある方から森山さんの関心と近い取り組みしてるから、ぜひ行ってみてと紹介していただきました。

お話を聞いたのは、”まちのほけんしつ”onwaを運営する助産師のすぎはらさん。

まちのほけんしつにはすぎはらさんの問題意識と想いが詰まってました。

もともと助産院や総合病院で、妊婦の方や産後の母子のサポートをしていたすぎはらさん。

ただ、助産師が産後の母子に関われるのは、長くても1ヶ月。

出産という一大イベントを終えて、痛んだカラダに、ホルモンバランスの影響でただでさえ不安定になりやすいココロ。

大変なのは、退院してから子どものいる新しい暮らしをつくっていくところ。
そんなおかあさんを孤独にせず、育てる側を支えていく仕組みをつくりたい。

助産院でも、行政の窓口でもない、もっと産前産後のおかあさんが、身近に、ふらっと立ち寄れる場所をつくりたい。

用がなくてもいってよくて、話してるうちに自分らしさを取り戻せる場所。

そんな想いで立ち上げられた”まちのほけんしつ”は、とてもあたたかい空気が流れる場所でした。

そして、その中で『企業の顧問助産師』という、妊娠してから復帰まで安心して子どもを育てることと働くことを両立していくために企業に入ってサポートしていくこともはじめつつあるとか。

島根の企業で、顧問助産師が社員の産前産後の心身のケアをしていく仕組みがあることが当たり前になったら、島根で働きたい暮らしたい人って増える気もしました。

何より、助産師がもっともっとまちにでていく環境と仕組みをつくることでわたしらしくいれるお母さん、子どもが増やしたいと意気込むすぎはらさんの想いを心から応援したいというか、一緒に実現したいと思いました。

どうやったらこういう仕組みが島根でも広がるのか、考えていきたい。