【島根県看護連盟青年部の皆さんと意見交換】

2025年04月27日
先日、島根県看護連盟青年部の皆さんと意見交換の場を持たせていただきました。
現場のリアルな声を聞かせていただき、大変学びの多い時間となりました。
■主なご意見・課題
・地域によって看護師・助産師の数に偏りがあり、特に離島・僻地では深刻な人手不足
・コロナ対応で病棟機能が変わり、現場が混乱、負担が増大
・長時間労働や有給取得の難しさ、育児と仕事の両立の困難さ
・看護師給与水準の低さが人材確保の妨げになっている
・医療現場のDX(デジタル化)推進の必要性と課題
・独身スタッフへの負担集中、子育て支援制度の地域格差
■提案・要望
・「アイランドナース制度」(長崎県)や「オリーブナース制度」(香川県)など離島支援制度の導入
・病児保育・家事代行など子育て支援の充実と対象年齢拡大
・医療現場DXを進め、記録業務負担の軽減
・看護職の給与・待遇改善
・医療情報連携システムの統一化
・若い看護師の育成・定着のための施策強化
様々な生々しい現場の課題を共有いただきました。
現場で奮闘される皆さんの声を胸に、医療現場の負担軽減、人材確保、そして安心して働き続けられる環境づくりに向けて、県議会でしっかり取り組んでいきたいと改めて感じました。
また、制度や仕組みだけでなく、「誰もが誇りを持てる看護の現場」をつくるために、国政とも
連携しながら全力を尽くしてまいります。



