【保育園留学@世界遺産石見銀山のまち大田市大森町】

2024年03月28日

世界遺産石見銀山のまち大田市大森町へ。
大森の街並みは、歩いていると心が落ち着く。
歴史と文化を感じてタイムスリップしたような気持ちにもなる。

そんな大森で今年度から始まった保育園留学の取り組みを学びに行ってきました。

都会から子育て世帯が、親は大森町内にあるコワーキングスペース&シェアオフィスで働きながら
1-2週間を空き家となった趣ある家で暮らしつつ、子どもたちは大森町唯一の保育園で1日を過ごす。

そんな大森での暮らしを体感しに、親子で日常から離れて越境する。そんなプログラムにいま国内は
もちろん海外からも、参加者がたくさんあるのだという。

保育園の園長先生やスタッフの方と話をする中で、そこには暮らしの延長にある保育や学童のあり方が
あり、地域の人や自然との関係が近いからこそ学ぶことができる環境があるのだと思った。

保育園留学を経て、来年もとリピーターとなる人もいれば、移住や定住をする人もいるのだそう。

都会にはない大森の暮らしや子育て環境を求めて、若者たちがここにくる。

空き家の活用、コワーキングスペースの整備、保育園の施設整備なとなど、想像しただけで並々ならぬ
苦労はあったことのだろうけど、そんなことはまったく感じさせなない楽しそうに無理なく暮らしの
延長で働く大人の姿しかなくて、そんな人たちが溢れているからこそ、人を惹きつけるのかもしれない
と考えたりもした。

島根でつくっていく子育て環境とは?
暮らしとは?まちとは?

大きな問いをもらった気がした。

ぜひ引き続き学びにいきたい。
今度は子どもを連れて!笑

案内していただいた松場忠さん、なおこさん、保育園のみなさま。ありがとうございました!