【佐田の若者たちと中山間地域の未来を考える】
2024年04月18日
昨日の午後は、佐田で暮らす30-40代の方々と意見交換。
最近のわたしの探究テーマの一つは、2050年を見据えたまちのあり方と中山間地域の暮らしです。
首都圏などの都市と島根などの地方はよく対比され、都市と地方の格差の是正や東京一極集中の
弊害について耳にすることは多くあります。
この都市と地方の関係は、島根の街部と中山間地域でも相似系の課題が存在します。
この70年で島根の人口は約30万人減っていますが、人口が半減したのは、石見圏域と隠岐圏域。
出雲圏域に暮らす我々が、人口減少著しい石見や隠岐についてどう考えていくのか。
また同じ市の中で混在する街部と農村部をどう考えていくのか。
経済性、効率性だけで考えると意志決定は難しくないですが、地域にはそれ以外のモノサシで
はかるべき価値がたくさんあるように思います。また、追求すべきは一人一人の幸福であり、
未来の子どもたちの世代にも豊かな暮らしを渡していくことだと思います。
そういった中で、中山間地域で暮らす若い人たちがどのように考えているのか。立ち現れる未来に
我々はどう備え、何を残すのか、捨てるのか。
2時間そこそこで答えのでる話ではないですが、一緒に議論しました。
次はもう少し輪を広げて議論したいという話になったので、またやりたいと思います。
ありがとうございます!