【ひとり親家庭の公共冷蔵庫"コミュニティフリッジ出雲"を訪ね...

2025年04月19日

先日、出雲市にある「コミュニティフリッジ出雲」を視察させていただきました。

この場所は、ひとり親世帯などの経済的に厳しい家庭に対し、24時間いつでも食材や日用品を受け
取れる「公共冷蔵庫」を設置し、暮らしを支える仕組みです。登録世帯は県内5市にまたがる220世帯以上。

運営はボランティアと寄付で成り立っており、現場は「必要とされる支援」の最前線でした。

視察の中でお聞きした実情は、とても考えさせられました。

・3人の子を育てるお母さん。パート収入は月10万円弱、家賃が3万円。子どもの体調不良で収入が
半減した月も。
・高校生2人、中学生2人を育てる家庭。朝食はご飯と塩、夕食はご飯と納豆でやりくり。
・調査では、5人中5人の母親が「髪を切るのは年に一度」と答えたそうです。

全国調査でも、ひとり親世帯の3人に1人が「1日2食」で暮らしているという結果が出ています。

「夏休み、食材がなくなって不安で仕方がない」
「いただいたパンに子どもたちが飛び上がって喜びました」

この取り組みの恩恵を受けた方々のアンケートに書かれていた声です。

困っている人が「助けて」と言える社会に。
そして「助けたい」と思う人の気持ちが、ちゃんと届く仕組みに。

コミュニティフリッジは、そんな新しい“地域のインフラ”でした。

まずは知ることから。
そして、できることから。

この取り組みが、島根県の各地に広がっていくよう、私も県政の場からしっかり支えていきます。

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