【しまね未来共創チャレンジ2023閉幕】

2023年12月17日

19プロジェクト52名の高校生たちの”やってみたい”を原動力に創りたい未来に向けた
半年間の試行錯誤の結晶をみて、胸が熱くなりました。

大人の色眼鏡で、粗探しなんてしようとすればいくらでもある。

それでも、彼らが自ら設定した創りたい未来に対して、突き進んだ先に見えた解像度があり、
自分の足で拡張させていった先にみえた新しい手触り感ある社会を見いだしていた。

そして、半年間のプロセスを通じて、『一歩踏み出すことで世界がこんなにも広がっていること、
そして、自分が動けば変えていける社会があることに気づけた。』という言葉が印象的でした。

ここでいう社会はそんなに大きなものではない。
彼らが捉え、定義した社会。

その中で彼らが掴んだ自分が動けば変えられる社会があるという実感であり、手応え。

僕はその実感こそが彼らが人生のハンドルを握る瞬間なのではないかとおもう。

そして、この手ごたえは、彼らが課題に直面した時のスタンスを形作る。そして、
そのスタンスは彼らの捉える”社会”をさらに拡張させていく。

そして、彼らが握るハンドルとアクセルで、自ら拡張されていく世界の中で、
思いっきり人生をはばたいていってほしいとおもう。

そのフィールドはどこだっていい。

いや、本音をいえばそのフィールドとして、島根が選ばれるのであればとても嬉しい。

しかし、そこには僕ら島根にいる大人たちのスタンスが問われている。

次の世代にどんな挑戦や成長のフィールドを与えれるか、どれだけ彼らに期待できるかにかかってる。

そんな地域や企業のフィールド(土壌)づくりを僕は多くの民間企業、また行政機関とともにやっていきたい。

若者を僕らが選べる時代はとうに終わった。

若者に選ばれる地域、社会、会社をオール島根でつくっていかなければいけない。

そんな未来をこの事業だけで達成できるとも思わないけど、この事業には島根の未来に風穴をあける
兆しがあるように感じた。

この実感を大事に突き進んでいきたい。

高校生に負けてられない。
がんばります。