私が高校2年生だった16年前に亡くなった祖父の誕生日にお墓参りにいきました。

生きていたら105歳。

大正7年生まれで戦争を経験し、厳格できびしくも優しかった祖父。

阪神が負けると機嫌が悪かった祖父。
麻雀が好きだった祖父。

『靴を揃えなさい。』
『しゃんとしなさい。』
が口癖でした。

いつだったか、
『おまえさんは、手相がわしと一緒で一直線だけん大成すーわ。』

そうやってにっこり笑って期待をかけてくれたおじいちゃんの顔が忘れられません。

この数ヶ月、市内をめぐり多くの方にご挨拶する中で、『あんたのおじいさんにおれは世話になった。』ていっていただきます。

死してなお、その人の中に生き続ける祖父にもっといろんなことを教えてもらいたかった後悔があります。

そんな祖父にきょうは感謝を伝えるべくお墓まいりに。

あらためて、先人たちが、この出雲や島根をつくってきたからこそいまの自分の暮らしがあることに感謝と敬意を持ちながら、未来をつくっていきたい。

そんな感謝と決意を手を合わせて、伝えました。
withおいっこ(4歳)

いい報告ができるように残り数週間駆け抜けます。