島根の病児保育・病後児保育

先週から子どもが発熱して、病院に連れて行くと流行りのRSウィルスということがわかりドタバタな1週間。
妻も先月から育休から復帰し、仕事再開し、リズムが掴めつつある中だったので連絡取り合いながらドタバタ。
実家と病児保育に頼りながら、切り抜けた1週間でした。
共働き世帯にとって、病児保育という社会インフラがあることは心理的にも物理的にも
安心感があることを実感しました。
それでも人数に制限があり、日によって、時期によって、キャパの関係で受け入れが難しいこともあるそう。
友人からはなんとか『病児保育環境を拡充して欲しい』と聞く。
それでも、県に問い合わせてみると環境的には県内では出雲や松江は恵まれた環境であることもわかりました。
県内の自治体でも病児保育の受け入れ環境のないところもあります。
実家など頼り先が身近にある家庭はまだやりくり可能ですが、身寄りのないIターンの方やシングルマザーは
本当に大変であることは想像に難くありません。
共働き世帯が全国でトップクラスに多い島根県にとって、病気になったら仕事を休まなければならないという
環境は家庭にとっても死活問題になりかねません。
当事者として、病児保育にお世話になり本当に助けられたことを実感し、これまで各家族の地縁血縁で
やりくりして乗り切ってき病児保育を、時代に合わせてさらなる環境整備の必要性を感じました。
東京では、民間のNPOが専門のシッター派遣型のサービスなどもありますが、県内にはまだ仕組みはありません。
財源の問題はもちろんですが、県内全体(特に西部)での医療人材(看護師、医師)が不足していることや
設備投資との費用対効果など解決せねばならないことがあります。
当事者として、しっかりと課題を整理して政治でできることは提言していきたいとおもいます。
また最後になりますが、小児科の先生や看護師やスタッフの皆さんが、子どもがなるべく怖らがらずに
診察する声がけや関わり、環境づくりにささやかに感動しました。
ありがとうございました。





