【12月定例議会での質問だん】

2024年12月06日

本日、以下の4項目について知事をはじめとした執行部に対して、質問しました。

【質問項目】
1.不登校の子どもたちの学びの保障とフリースクールとの連携について
2.石見・隠岐地域の不妊治療の支援について
3.医療的ケア児の短期入所の拡充について
4.大阪・関西万博に向けた観光振興とサイクルツーリズムについて

◾️ 1.不登校の子どもたちの学びの保障とフリースクールとの連携について

不登校については長野県の事例をもとにフリースクール認証制度の導入検討を提案し、他県の事例を
研究しつつ、島根県内のフリースクール、市町村と意見交換をしながら進めていくと教育長から答弁が
ありました。

◾️2.石見・隠岐地域の不妊治療の支援について

石見・隠岐地域の不妊治療も、当事者の方々からの切実な相談があり今回取り上げました。医療機関の
7割が松江・出雲などの東部に集中しており、西部や隠岐にお住まいのみなさんは受診するのに大きな
負担があります。

体外受精や顕微授精などの治療は東部でしか受けれないため、2週間に1度仕事を休んで通うこともあり
場合によっては薬の副作用や治療後の安静が求められることで付き添いが必要なことも少なくなく夫婦で
仕事を休まなければいけないなど大きな負担があることを伺いました。

これも隠岐・石見の病院などでの医師や看護師の不足による体制面と治療に必要な施設整備などの
充実が課題です。

市町村と情報共有をし、交通費補助をし経済的な負担を軽減しつつ、今後課題を一つ一つクリアして
いくことを確認しました。

◾️ 3.医療的ケア児の短期入所の拡充について

医療的ケア児の短期入所先の拡充は、保護者の方からレスパイトケア(育児や介護をしている方々の休息)
のニーズを伺う中で質問しました。島根県内には把握できてる範囲で、101名の医療的ケア児がいます。
ケア児の支援体制はもちろん、日頃関わる家族のケアも大事な視点です。

県立中央病院での拡充は急性期病院の役割を果たしながらになるので、すぐには難しいという答弁
でしたがレスパイトケアのニーズを受け止め、環境整備をしていかなければいけない問題意識を共有
しました。

◾️ 4.大阪・関西万博に向けた観光振興とサイクルツーリズムについて

残り129日後にはじまる大阪・関西万博。
開催期間は2025年4月13日から10月13日で、来場予測は2,820万人、うち海外からの来場者が350万人
となっており、その経済効果は、2兆円から3兆円を超えるという試算まで見られます。
このチャンスを活かし、国内外に島根の魅力を発信していくとともに、島根県の閑散期の観光誘客にも
繋げるための戦略と施策を問いました。

島根県でもパビリオンにブースを設けて、発信するとともに主要な観光案内所でプロモーション活動を
行っていくとともに、しっかりと誘客に繋げれるよう民間事業者とも連携を進めると知事からの決意も
ありました。

また、サイクルツーリズムの推進と整備について問いました。サイクルツーリズムで地域を訪れる際の
予算は、平均約3.7万円/人で、2018年に実施された同様の調査から約6,000円の増加。
サイクルツーリズムに関しては、e-bike市場の拡大と併せて、世界的に見ても、引き続き堅調な成長が
予測されているといいます。

しっかりとサイクリングロードを国交相や市町村と連携し環境整備を進めていき、海岸線や宍道湖周遊
など島根の自然資源を体感するサイクルツーリズムを推進することを求めました。

土木部長からは、山陰海岸サイクリングロード検討会の中で国と市と連携しながら進めていきたいと
前向きな答弁がありました。


みなさんからいただいたご意見や願いが、私の政治活動の活力です。

ぜひ引き続きいろんな声を届けていただけますと嬉しいです。

よろしくお願いします!


島根県議会議員 森山ゆうすけ
“次代に誇れる故郷をつくり
 次代に残したい未来をつくる”

1990年3月生まれ(34歳)
1児(2歳)の父 

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